インビザライン

インビザライン

インビザラインは、透明で目立ちにくいマウスピース型矯正装置で治療ができる矯正治療方法です。「歯並びをきれいにしたいけれど、装置が目立つのが嫌」という理由で矯正治療に踏み切れない方におすすめです。

インビザラインは、透明のマウスピースを装着し、一定期間ごとに次の段階のマウスピースに交換して少しずつ歯を動かしていきます。

インビザラインに適応している不正咬合


不正咬合には様々な種類があります。インビザラインはほとんどの不正咬合に適応していますが、得意とするものとそうでないものがあります。歯を動かす距離が大きいケースや、顎の骨格が影響しているものは治しにくい傾向にあります。

インビザライン治療が可能かどうかは、詳しい検査をした後に診断を行います。

【適応している不正咬合】

叢生イラスト

叢生(そうせい)

上顎に骨の厚みが足りない場合に行われる骨再生治療法です。

上顎の奥歯の上方には「上顎洞」と言われる空洞があります。インプラントを埋め込むのに必要な骨の厚みを確保するために、上顎の骨を少しだけ残して、上顎洞を覆う膜を押し上げて「骨補填剤(こつほてんざい)」を注入し、それと同時にインプラントを埋め込みます。骨の厚みが4〜10mmある時に行います。

上顎前突イラスト

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎に骨の厚みが足りない場合に行われる骨再生治療法で、骨の厚みが1〜5mmの時に行われます。ソケットリフトの適応ケースよりも骨が少ない状態です。

サイナスリフトは、上顎洞を覆っている歯ぐきを切開してはがし、上顎洞の底部を持ち上げます。できた空間に骨補填剤を注入して、インプラントを埋入できるだけの骨の厚みを確保します。

サイナスリフトの場合は、骨補填剤を入れて骨が作られたことを確認し、状態が安定してからインプラント埋入の治療を行います。

反対咬合イラスト

反対咬合(はんたいこうごう)

顎の骨の薄い部分に、メンブレンという特殊な膜を入れて空間を確保し、そこに自家骨(自分の骨の一部)や骨補填剤を入れて骨の再生を促します。部位に関係なく行われる治療です。増やす骨の量が少ない場合には、同時にインプラント埋入手術も行います。

開咬イラスト

開咬(かいこう)

顎の骨の薄い部分に、メンブレンという特殊な膜を入れて空間を確保し、そこに自家骨(自分の骨の一部)や骨補填剤を入れて骨の再生を促します。部位に関係なく行われる治療です。増やす骨の量が少ない場合には、同時にインプラント埋入手術も行います。

空隙歯列イラスト

空隙歯列(くうげきしれつ)

「すきっ歯」と言われる状態です。歯の大きさと顎の大きさのバランスが合わずに

歯と歯の間に隙間ができてしまっています。

【適応しているが治しづらい不正咬合】

過蓋咬合(かがいこうごう)

上顎に骨の厚みが足りない場合に行われる骨再生治療法です。

上顎の奥歯の上方には「上顎洞」と言われる空洞があります。インプラントを埋め込むのに必要な骨の厚みを確保するために、上顎の骨を少しだけ残して、上顎洞を覆う膜を押し上げて「骨補填剤(こつほてんざい)」を注入し、それと同時にインプラントを埋め込みます。骨の厚みが4〜10mmある時に行います。

過蓋咬合イラスト

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎に骨の厚みが足りない場合に行われる骨再生治療法で、骨の厚みが1〜5mmの時に行われます。ソケットリフトの適応ケースよりも骨が少ない状態です。

サイナスリフトは、上顎洞を覆っている歯ぐきを切開してはがし、上顎洞の底部を持ち上げます。できた空間に骨補填剤を注入して、インプラントを埋入できるだけの骨の厚みを確保します。

サイナスリフトの場合は、骨補填剤を入れて骨が作られたことを確認し、状態が安定してからインプラント埋入の治療を行います。

上顎前突イラスト

上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)

顎の骨の薄い部分に、メンブレンという特殊な膜を入れて空間を確保し、そこに自家骨(自分の骨の一部)や骨補填剤を入れて骨の再生を促します。部位に関係なく行われる治療です。増やす骨の量が少ない場合には、同時にインプラント埋入手術も行います。

上下顎前突イラスト

インビザラインのメリット・デメリット


歯周病は、歯と歯ぐきに様々な問題を引き起こす病気です。初期段階では症状が少ないため気づかないこともありますが、放置すると重大な健康問題につながることも。ここでは、歯周病の各段階とその治療法について、わかりやすく説明します。

【インビザラインのメリット】


-硬いものでもしっかり噛める-

顎の骨に直接、人工歯根を埋め込んでいるため、自分の歯を同じように硬いものでもしっかり噛むことができます。入れ歯の場合は、噛む力が半分以下になってしまいます。


-異物感がほとんどないー

ひとつのマウスピースでの歯の移動量は0.25mmと少なく、過度な力がかからないので比較的痛みが少ないのが特徴です。装置はマウスピース状で表面が滑らかなので、粘膜を傷つけることもほとんどありません。


-取り外しが可能ー

装置の取り外しが可能です。食事の時や歯みがきの時には、外すことができます。通常の時と同じように食事をすることができますし、歯みがきもしやすいため、お口の中衛生を保ちやすくなります。


-金属アレルギーの心配がない-

インプラントは1本で独立しており、他の歯の影響を受けません。周囲の健康な歯に負担をかけずに使用することができます。入れ歯やブリッジは支えとなる歯に負担がかかってしまいます。


-金属アレルギーの心配がない-

インプラントは1本で独立しており、他の歯の影響を受けません。周囲の健康な歯に負担をかけずに使用することができます。入れ歯やブリッジは支えとなる歯に負担がかかってしまいます。


-金属アレルギーの心配がない-

インビザラインは、治療計画を立てた後、矯正完了までの全てのマウスピースを作製します。途中でマウスピースを作る必要がなく、装置の調整のための通院がほとんど必要ありません。

定期的にお口の状態を確認する必要があるため、通院は必要になりますが、その都度調整が必要なワイヤー矯正と比較すると通院は少なくなります。


-矯正完了時のシミュレーションができる-

インプラントは1本で独立しており、他の歯の影響を受けません。周囲の健康な歯に負担をかけずに使用することができます。入れ歯やブリッジは支えとなる歯に負担がかかってしまいます。

【インビザラインのデメリット】


-自己管理が必要-

矯正装置の自己管理が必要になります。装置は1日20時間〜22時間の装着が必要です

また、決められた期間ごとに次の段階の装置に交換しなくてはなりません。

装置の取り外しができるのはメリットですが、自己管理が面倒な人にとってはデメリットなります。


-歯並びによっては適応できないことがあるー

インビザラインはほとんどのケースに適応できますが、歯の移動距離が大きいケースや、骨格に大きな問題があるケースには適応できないことがあります。

また、歯並びの状態によっては、従来からあるワイヤー矯正の方がスムーズに治療ができることがあります。

適応できるかどうかは、しっかりとお口の状態の検査をした後に診断していきます。

治療の流れ


問診

1.カウンセリング・矯正相談

簡単にお口の状態を確認し、矯正治療についての説明を行います。

大まかな治療の流れ・治療期間・料金の説明などを行います。

レントゲン

2.各種検査

C T撮影・レントゲン撮影・口腔内スキャン・写真撮影・歯型の採得などを行います。

口腔内スキャン

3.治療計画・シミュレーションの作成

検査や口腔内スキャンのデータを元に専用のソフトを使って歯の動きをシミュレーションしていきます。一人一人に合わせた治療計画を立てて、詳しい治療内容を説明します。

インビザライン矯正

4.マウスピースの作成

シミュレーションソフトによる治療計画をもとに、インビザライン社へマウスピースを発注します。

マウスピース矯正を持つ女性

5.矯正治療開始・アタッチメントの装着

矯正治療を開始します。必要に応じ「アタッチメント」を歯に装着します。アタッチメントはプラスチックできた白い突起で、矯正力の調整を行います。

院長による治療

6.経過の確認

定期的に治療の経過を確認し、問題がないかみていきます。

マウスピース矯正を付ける女性

7.治療完了

全てのマウスピースの装着が終了し、歯並びがきれいに整ったら治療完了です。

噛み合わせの最終確認をし、アタッチメントがついている場合は取り外します。

今後は、歯並びが後戻りをしないために固定する装置「リテーナー」を装着する必要があるため、リテーナーの作成をします。

きれいな歯を指さす女性

8.保定期間

歯並びが整った後は、後戻りしないように、歯を固定する期間(保定期間)になります。リテーナーを装着し、歯並びの経過をみていきます。

インビザラインのよくある質問



-Q.インビザラインの治療期間はどのくらいですか?-

インビザラインの治療期間は、全体の矯正で2年〜2年半、部分矯正の場合は1年程度です。ただしお口の状態によって異なり、個人差も大きいです。治療計画を聞く際によく確認するようにしましょう。


-Q.抜歯は必要ですか?ー

顎の骨にしっかりとインプラントが固定されるので、異物感がほとんどありません。自分の歯のように自然です。入れ歯の場合は、粘膜の上に入れ歯がのるので、どうしても異物感が出やすくなります。


-Q.親知らずが生えていますができますか?ー

できます。ただし、治療計画によっては、最初に親知らずを抜いた方が良い場合もあります。必ず抜くわけではありませんので、お口の状態を確認した上で必要かどうかの判断を行います。


-Q.妊娠中でもできますか?-

妊娠中でも可能です。ただし悪阻がある時期など、マウスピースを装着するのが難しくなることもあります。また、突然の体調不良も考えられることから、治療計画通りに進まないことがあります。できれば出産後など体調が落ち着いてから始めた方が良いでしょう。矯正治療中に妊娠した場合は、もちろん継続できますので、体調を見ながら行っていきます。

インビザラインに向いている人・向いていない人


歯周病は、歯と歯ぐきに様々な問題を引き起こす病気です。初期段階では症状が少ないため気づかないこともありますが、放置すると重大な健康問題につながることも。ここでは、歯周病の各段階とその治療法について、わかりやすく説明します。

【向いている人】


軽度の歯並びの不正や歯の移動距離が比較的少ない人


マウスピースを決められた通りに装着できる人


矯正装置が目立つのがとにかく嫌な人


食事や歯みがきを今まで通りにしたい人


金属アレルギーがある人

【向いていない人】


マウスピースを決められた時間装着できない人


食事の時間や就寝時間が不規則でマウスピースの管理が難しい人


骨のアンバランスが大きい人