小児矯正

子どもの矯正治療とは?


万歳をする男の子と女の子

子どもの歯科矯正は、子どもたちの成長段階に合わせて、不整な歯並びや噛み合わせの問題を解決するための治療です。歯が外からの力に反応して移動する性質を利用し、矯正装置を通じて歯を徐々に理想の位置へと導きます。これは単に見た目を整えるだけでなく、口腔内環境を改善し、虫歯や歯肉炎、歯周病のリスクを低下させます。

子どもの時期に矯正治療を行うことで、歯垢や歯石の蓄積が減り、結果として口臭や顔のゆがみ、発音の問題なども改善される可能性があります。さらに、成長期に適切な治療を行うことで、顎の正常な発育を促進し、食事時の咀嚼効率を高めるなど、子どもたちの全般的な健康に寄与します


口元が整い、表情が美しくなる。


食べ物がよく咬め、栄養吸収がよくなる。


発音がよくなる。


頭痛や肩こりなどのストレスが軽減される。


精神が安定し、仕事や勉強がはかどる。


自分に自信がつき、何事にも前向きになる。

子どもの矯正治療の流れ


初回カウンセリング

子どもの口内の状態と歯並びを親子共に理解し、不安や疑問に応じて適切な説明を行います。ここでは、子どもの日常生活や成長段階に合わせた治療法を提案し、親子で治療についての理解を深めます。

精密検査

子ども特有の成長と発達を考慮し、顔貌と歯の写真撮影、X線撮影、歯型取りなどを行います。これらの検査は、子どもの顎の成長や歯の状態を把握し、個々に合わせた矯正計画を立てるために必要です。

検査結果の説明

検査結果を基に、治療計画、期間、費用などを親子に詳しく説明します。子どもの意見も尊重しながら、最適な治療法と装置を選択し、親子が納得する治療方針を決定します。

矯正前の治療

矯正装置を装着する前に必要な虫歯治療や抜歯を行います。これは、矯正治療がスムーズに進むための準備段階であり、子どもの口内環境を整えます。

矯正装置の装着

子どもの口内環境と成長段階に応じて、適切な矯正装置を段階的に装着します。初期の食事の不便さや痛みに対して、親子で対応方法を学び、定期的な診察で装置の調整や歯の動きをチェックします。

リテーナーによる保定

歯の移動が完了した後、再び歯が動かないようにリテーナーと呼ばれる保定装置を使用します。初期には積極的に装着し、その後は定期的なチェックを行いながら徐々に装着時間を減らしていきます。

治療後の流れ

矯正治療が完了しても、定期検診を通じて、美しく健康的な歯並びと咬み合わせを維持します。親子で口腔ケアの重要性を学び、日々のケアを続けていきます。

お子さまの歯でこんな心配はありませんか?


まだ指しゃぶりをしているのですが、これって歯並びに悪いのかな?

最近、子どもの歯がガタガタしてきたような…。

うちの子、うまく噛めていないみたい。発音も少し気になる…。

小さい頃の虫歯治療で歯を抜いたんだけど、それが歯並びに影響しているのかしら?

他にも【小児矯正でよくある質問】では、他にも多くの親御さんが持つ疑問にお答えしています。お子さまの歯並びやお口のことに関して何か気になることがあれば、どうぞ遠慮なく当院にご相談ください。

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