子どものむし歯の予防方法

乳歯は生後6~7ヶ月ほどで下の前歯から生えはじめます。歯が生えたら、口腔ケアのスタートです。食後には歯磨きをしたりガーゼで拭いたりして、できるだけ汚れを残さないようにしてください。歯が生えたら一度、鎌倉市常盤の歯医者「いずみ歯科医院」へお越しいただくことをおすすめします。

お子さんへのむし歯菌感染を防ぐためのポイント



飲食物の口うつしはやめましょう


お子さん専用のスプーンやお箸、カップやお皿を用意しましょう


お子さんの指先やお口へのキスでむし歯菌をうつさないように注意しましょう

子どものむし歯を予防するには?


むし歯になりやすいかどうかは生活習慣と関連があります。

お子さんをむし歯から守るため、普段の生活ではこんなことに注意してみてください。

◇おやつや食事は規則正しく摂取しましょう


ダラダラ食べているとお口の中がいつも汚れた状態になるため、むし歯にかかりやすい環境ができあがってしまいます。お口の中に何もない時間をつくりましょう。

ドーナツのイラスト

◇糖分の多いおやつは控えましょう


むし歯の栄養源になるのは糖分です。むし歯の栄養源にならないシュガーレスやキシリトール入りのおやつも活用しましょう。また、小魚や野菜スティックなどもおすすめです。

角砂糖

◇食べたら磨く習慣をつけましょう


歯磨きができない場合は、口ゆすぎだけでも行いましょう。小さい頃からの習慣づけが大切です。お子さまが楽しく取り組めるように工夫してみてください。

歯を磨く男の子と女の子のイラスト

◇むし歯の原因菌の感染を防ぎましょう


家庭内で同じものを食べているにもかかわらず、むし歯になる頻度に違いが出ることがあります。これは、むし歯を引き起こす細菌の量が人によって異なるためです。したがって、同じような食事内容でも、細菌が多い人はむし歯になりやすくなります。むし歯のリスクを減らすためには、これらの細菌の感染及び増殖を防ぐことが重要です。

赤ちゃんは生まれたとき口内が無菌状態ですが、スプーンや箸の共有、親子間の接触を通じて細菌が伝わることがあります。そのため、赤ちゃんが健康な口内環境を維持できるよう、共有食器の使用を避けるなどの配慮が求められます。また、子どもの世話をする人の口内環境を清潔に保つことも、むし歯予防においては不可欠です。

◇歯の質を強くする


予防策として、酸による溶解を防ぎ、歯を丈夫にすることが重要です。

歯は外側のエナメル質によって保護されていますが、この層は酸に反応してその構成ミネラルであるカルシウムやリンが溶かします。これを「脱灰」と呼び、この脱灰が続くとむし歯が発生します。

歯の質を強化していくためには、フッ素の使用がおすすめです。フッ素は歯の再石灰化を助け、さらには細菌の代謝を抑制し、酸の生成を減少させる効果があります。これにより、歯質は強化され、むし歯のリスクが減少します。

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